要介護状態の高齢者にとって、福祉用具はまさに体の一部、手放せないパートナーです。
レンタル品をご利用される場合、心理的に「本当にきれいなの?」「きちんと動いてくれるの?」「中古品はちょっと…」など、抵抗を覚える方も少なくないと思いますが、その様な懸念や不安を払しょくし、安心してご使用していただくため、ケアレックスでは、長い月日をかけて、高度で専門的な作業工程を独自に確立して参りました。
例え目の行き届かない箇所であっても洗浄・消毒を徹底して実施し清潔を担保すること、また、事故やトラブルを未然に防ぐため、徹底した整備・点検を実施し、機能や安全性を担保すること。
私たちは、この二点が非常に大切だと考えています。
ケアレックスでは、
この三原則を徹底しており、基準を満たさないものが決して出荷されない様に日々努めています。
ケアレックスでは、ご利用頂く商品の安心と安全を、全てにおいて最優先にしています。これは、創業時からの徹底したこだわりの一つです。
経験豊富な熟練スタッフが商品の隅々までチェックし、ネジの緩みからパイプの亀裂に至るまで、事故の芽となりうる兆候を決して見逃さない様に努めています。
その他、構造的な問題点にも厳しい視線を向けています。
メーカーに対しても、ご利用者目線に立った改善提案を行っており、実際に、当社からの指摘が切っ掛けで商品の仕様が変更されたり改善されたことも少なくありません。
単に商品の洗浄・検査・梱包・管理を行うだけではなく、福祉用具全体の進化・発展にも貢献する。それが私たちのこだわりです。
回収された用具は、所定の点検を済ませた後、回収の履歴を登録します。
回収された用具の状態をひとつひとつ丁寧にチェックします。クレームを受けた用具、修理が必要な用具は、その箇所を点検し、不具合箇所を明記して次の工程へ。 血液等が付着してしまった用具は、安全性を考慮し、通常のものと区別して処理を行います。
用具の材質に応じて数種類の洗剤を使い分ける徹底した作業で、ホコリや汚れ、食べかすのような小さなゴミまで丁寧に取り除きます。
ベッド、車いすなどはアルコールによる清拭で隅々まで消毒。
ベッド、車いすなどはアルコールによる清拭で隅々まで消毒。マットレス・クッション類は専用の消毒室で、オゾンガスによる消毒を行います。
用具ごとに定められている保守点検項目に従い点検・整備を実施。
不具合箇所や交換基準に達した部分は、修理・交換作業を行います。
ブレーキを念入りに調整し、必要に応じてブレーキワイヤーを交換。
車輪の回転具合、ゆがみ、偏芯を重点的に点検し、不具合があれば車輪ごと交換。
美観上の問題があれば、肘掛部、背シート、座シートを新品に交換。また、破損・磨耗したキャスターやハンドリムも交換。
安全にお使い頂けるかどうかの動作確認など最終的な検査を行います。
付属品や取扱説明書も確認し、用具といっしょに梱包します。
検針器を使って検査。
さらに入念に触診。 (爪楊枝などは機械で検知できません)
ヘタリ・汚れ・臭いをチェック。 (検査基準に満たないものは全て廃棄対象となります)
※人の肌が直接触れる用具のため特に細心の注意を払って検査をしています。
洗浄から検査・梱包まで、一連の工程を経た用具は出番がくるまで衛生管理の行き届いたきれいな倉庫で保管されます。
ご利用者さまに最良の品質で応えるために全用具をバーコード管理し、購入時期、レンタル履歴を適切に管理しています。
専属のドライバーが、ご注文の用具を安全かつ迅速にお届けいたします。